こちらでも紹介されています
www.naturalsoftware.jp
社長から「遊んでいいよ」とデバイスをお借りしたとので簡単にレビューをします
念を押しますが、本デバイスは
・開発者向け
・廉価版HoloLensではありません
・スタンドアロンではありません
・TounchやViveコントローラのようなハンドコントローラはまだないです
同梱されているものはHMDとケーブルのみです
正面からの様子です。2つのカメラによって空間を認識しているようです。しかしながらHoloLensのように深度センサは搭載してはおらず、SpatialMappingは利用できません。また、webcamのように使うこともできないためビデオシースルーもできません。もちろんGestureも動きません。このようにHoloLensとの違いが目立ちますが、仕組みは近いと思われます。ポータルを立ち上げた状態で物理的に歩き回ってもしっかりと元の位置に戻ることができます(LODGEでウロウロしました)。また壁や床に近接したり、暗いとロストする点も同様です。
PCと接続するケーブルは右側に設けられています。また、1440というおそらく画面解像度を表す数字が印字されています。
背面にはダイヤルがついており、これによってバンド幅を調節します。HoloLensのものよりも遥かに使いやすいです。バンド幅を十分に伸ばせば首から下げることも可能です。
イヤホンジャックはHMD下部に設けられています。正直使いづらいです。
鼻の部分はラバーのヒラヒラです。隙間はAcerよりも大きくやや光が漏れてきます。顔に当たる部分は、マジックテープでついており取りはずしが可能ですが現状特に替えのアタッチメントがあるといったアナウンスはないです。メガネも幅が極端に広くなければすんなり入り、Oculusほどの窮屈感はありません。
一見便利そうなリフトアップですが、Acerも同様HMD本体部の自重でずり落ちてくるためそれ程使いやすいわけではないです。
今回は、VR ONEとThe Razer Bladeのそれぞれを用いて動作検証しました。
以下セットアップ画面です。
Mixed Reality Controller (Crystal Key) のセットアップももう組み込まれていますがまだないので今回はXboxコントローラを使いました。
参考
www.google.co.jp
2パターンのセットアップができますが、こちらはスペースの都合上右側を使いました。
全てが終わるとポータルが自動で立ち上がります。以後、ケーブルを挿すだけでポータルにアクセスできるようになります。
おまけ
今回はVR ONEで歩き回る…ってことをやっていましたが、ディスプレイをもって歩き回るなんてことはしたくない場合ダミープラグという方法があるようです。
こちらのサイトを参考に、ミニディスプレイ端子からのVGA変換アダプタを使って作ったものがこれです