HoloLens 2 で Holographic Remoting 対応アプリを作る

HoloLens (gen1) の頃にできたHolographic Remoting対応のアプリをHoloLens2でも動作させる方法です。

blogs.unity3d.com

やり方

凡そやり方はこちらの記事と一緒です。

littlewing.hatenablog.com

Unity2019.3.12f1で動作しています。

変更1.

Build Settings内のEnable Mixed Reality Remotingは、Player Settings内のWSA Holographic Remoting Supportedに移動しています。

変更2.

サンプルコード内に出てくるConnect()メソッドを以下のように書き換えてください。

    public void Connect()
    {
        if (HolographicRemoting.ConnectionState != HolographicStreamerConnectionState.Connected)
        {
            // Before
            // HolographicRemoting.Connect(IP);
            
            // After
            HolographicRemoting.Connect(IP, 9999, RemoteDeviceVersion.V2);
        }
    }

動作

Standalone Holographic Remoting apps work with HoloLens 2.https://t.co/ASaAND2fCT pic.twitter.com/ZRacdblnpg

— Decoc (@deco_c_) 2020年5月25日

ネットワークを切ってオフライン状態にすれば、Holographic Remotingでリンクローカルアドレスが表示されるので、その状態でUSBをPCに接続し、PCアプリのIPアドレスに入力すればオフラインでも動作させることが可能です。

何がうれしいのか

これで、ローカルレンダリングと、ローカルリモートレンダリングと、クラウドリモートレンダリングの使い分けができるのか

— 中村 薫(Kaoru Nakamura)@HoloLab Inc. (@kaorun55) 2020年5月25日